北海道エリア

開発産業株式会社

土木

公共工事を担う責任感で健康意識がアップ!
社員一人ひとりが自主的に取り組む受動喫煙対策

開発産業では、どのような取り組みを行いましたか?

開発産業では、北海道一円の道路標識や車線を整備しています。
あまり目にする機会はありませんが、交通の安全を守る重要な役割を担っています。

当社は、道路上の車線や横断歩道などのラインを引いたり、標識の設置・整備工事を行う事業を展開しています。ふだんはなかなか馴染みのない仕事ですが、みなさんの安全を守る公共の工事を担う重要な仕事です。
社員の一人ひとりが責任をもって業務に取り組んでいるため、自身の健康状態についても年々意識が高まってきているように感じています。会社としてもその姿勢をバックアップするために、屋内禁煙と一部社用車を禁煙にするとともに、これから禁煙にチャレンジする社員のサポートできる体制を整えているところです。

取り組みをはじめた背景をおしえてください

従業員の健康管理に注力する企業として、「健康経営優良法人」としての認定も受けています。

業界の慣習もありますが、以前は社員の喫煙率が高く、事務所内でも喫煙できる環境があるなど、十分な対策ができているとは言い難い状況でした。
しかし、社員が体調を崩したことがきっかけで会社としても健康への危機感を抱くことになり、その一環として喫煙環境を見直しました。その意識が伝わっていったのか、屋内禁煙を実施した際も大きな反対はありませんでした。
あらためて、自身の健康を守ることは仕事への責任をまっとうすることだと気付かされたのだと思います。それまで8割を超えていた喫煙率は今では4割以下に減っており、非喫煙者の社員も安心して仕事ができる環境になりました。

今後に向けた目標をおしえてください

「対策を進めるためには社員自身の健康意識の高さが必要」と語る受動喫煙対策担当の金井さん。

当社では、社員の平均年齢が上昇傾向にあり、社員自身の健康への意識も年齢を重ねるごとにさらに高まっています。そのため、今までは会社としての活動よりも、社員が率先して受動喫煙対策や健康改善に取り組んでいました。
今後は、社員の自主性にある程度は任せながらも、会社としても禁煙サポート等を通じて社員の健康をサポートしていきたいと考えています。

開発産業株式会社
所在地:北海道札幌市北区北32条西5丁目2番12号
設立:1973年5月
事業内容:建設業(道路標識、標示工事業)
従業員数:16名

令和4年度掲載

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