中国エリア

株式会社 山陰合同銀行

金融業

マナーからルールへ!

どのような取り組みをされましたか?

・2020年4月から「敷地内禁煙・就業中禁煙」を開始しましたが、実施にあたり、半年前の2019年10月から従業員に周知を開始し、段階的に実施しました。
お客様に対しては、2020年2月に「敷地内禁煙の実施」を周知し、各部店の駐車場等に「敷地内禁煙」を掲示しました。並行して、喫煙者への禁煙支援の窓口の設置や禁煙外来の紹介等、喫煙者へのサポートを開始しています。
・2023年8月から、毎月22日を「禁煙の日」に設定しました。毎月行内でEメールを発信し、全店にポスター掲示を周知したり、イントラネットで受動喫煙防止対策や禁煙方法に関するニュースを発信し啓蒙啓発を行っています。また、毎年5月31日の「世界禁煙デー」にも別途ポスターを全店に掲示し、望まない受動喫煙対策の強化と禁煙支援を実施しています。
・各部店の衛生委員会で「たばこ対策」を議題に挙げ、審議内容を行職員に周知しています。
・2023年10月には健康アプリを導入し、健康イベントとしてウエルネスチャレンジに「禁煙」項目を入れ、達成者へインセンティブを付与するなど禁煙への動機付けを強化しています。
・2023年度から全従業員を対象に「健康意識調査アンケート」を実施し、その結果を受動喫煙対策や禁煙支援に活用しています。(「禁煙したい」人への禁煙支援メール送信、ルールの徹底についての周知等)

取り組みをした結果、どのような反応がありましたか?

2020年4月に「敷地内禁煙・就業時間中禁煙」を実施してから、「エレベーターが匂う」「勤務中の離席が多い」などの声がほぼなくなりました。
環境整備後の2020年度の喫煙率が低下し、一定の効果が出たと思われます。
また、禁煙成功者の体験談等の行内イントラネットのニュースを見て、「禁煙外来を紹介してほしい」などの相談が増えました。
ただ、まだ一部ではルールの徹底ができていない現状や、2022年以降喫煙率は横ばいであり、ルールの徹底周知や禁煙支援に向けたアプローチを継続していくことにより、従業員一人ひとりの心身の健康、ウエルビーイング向上に努めていきます。

今後に向けた課題をおしえてください。

一部、「敷地内禁煙・就業時間中禁煙」のルールの徹底ができていない現状があります。

また、2022年度以降の喫煙率が横ばいであり、「健康意識調査アンケート」によると、喫煙者の約半数は「禁煙したい」と思っているが、実際の禁煙につながっていないものと思われます。

株式会社 山陰合同銀行
所在地:島根県松江市魚町10番地
事業概要:金融業
https://www.gogin.co.jp/

令和6年度掲載

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