職員によっては喫煙所をコミュニケーションの場として活用している向きもありましたが、取り組み当初は、ちょうど社会的に受動喫煙の影響が取りざたされた頃でもあり、理解を得やすかったと思います。
また、段階的に喫煙所を縮小していく過程でも職員から喫煙環境の見直しについての声が上がり、職員自身に受動喫煙や健康に対する意識が高まってきたと思います。敷地内全面禁煙実施後は、逆に禁煙にしたことで良い影響があったという声さえ上がるようになりました。

これまで禁煙にチャレンジしてもうまくいかなかった職員の中には、喫煙環境が変わったことで達成できた職員がいました。また、喫煙本数が減ったという声も多く、その関係からか「朝スッキリ目覚められるようになった」 「ごはんが美味しく感じるようになった」さらには、「その結果、朝ごはんを食べる習慣がついて健康的になった」という職員もいます。
また法人としても、秋田県版認定健康経営優良法人に認定いただき、2021年には健康経営優良法人「ブライト500」にも認定いただきました。より質の高いサービスを地域に届けられるよう、これからも継続的な取り組みを行っていきたいと考えています。