国内外の事業所や物流センターなど、グループ全体で1,500名以上の方々が働いています。すべての方に対策を周知し、一緒に取り組んでもらうには、親会社がいわば“お手本”となって範を示さなければならないと考えました。
喫煙所の撤去は屋内禁煙、敷地内禁煙と段階的に進めましたが、すべてスタートは本社から。会社として本気で受動喫煙対策に取り組んでいるという姿勢を見せることで、対策に対する理解が得られ、取り組みが同心円状に広がっていったように思います。

敷地内の全面禁煙には成功しましたが、もう１つの柱である、卒煙サポート制度はさらに充実させていきたいと考えています。現在も禁煙外来の費用補助を行っていますが、金額の見直しやサポート範囲も拡大することで社員の健康増進により役立ててもらえると思います。
また会社としても就業規則に就業時間中の喫煙の禁止を定めるなど、「THE WELLNESS COMPANY」として、社員の身心の健康を実現していきたいと考えています。